​卒業論文

-その3 既存浴室排水横枝管の改修と排水性能評価​-

​高層集合住宅ストックにおける雑排水立て管システムの改修に関する研究

大塚研究室 山本 陽也

指導教員 大塚 雅之

​1960 〜 1970年代に建設された中高層集合住宅はメインストックとして、その増改築とライフアップが求められている。特に、浴室、洗濯所廻りは、物理的かつ社会的な劣化が著しい。若い世代や高齢者にとっても生活しやすい水廻り空間にリニューアルすることが、改修のキーポイントとされている。その際に各種衛生器具からの排水を排水立管へ導くための排水横枝管のおさまり、接続方法がネックとなっていた。山本の研究は、約50万戸と推定されるUR都市再生機構のストック住宅の浴室・洗濯場まわりの排水を集約して排水立管へ導く合理的な排水管改修工法を提案し、入念な性能実験を自ら率先して行いまとめており、今後の既存ストックの浴室・洗濯場まわりの改修に一石を投じた重要な研究であると評価できる。