デザインスタジオ

​授業概要

この授業は大学院修士課程での最初の設計スタジオであり、学部生では経験することのできなかった都市的な視点やスケールで建築を考えるアーバンデザインやランドスケープデザインを包括的に捉えた設計演習課題である。全15 週課題を常勤2名、非常勤講師1名、設計助手1名、TA 1名の体制でサポートしていく。類似施設の見学、リサーチ、エスキス、最終講評という段階を踏みながら図面表現だけではなく、建築のもつ社会性などについても言及し、その意義を深く追求する課題である。

​課題説明

本年度の課題は『国際学生交流センター(小さなまちのような交流センター)』の設計。敷地は大学と隣接する7,800 ㎡の現住宅地。ここに約9,000 ㎡の床面積をもつ学生寮、交流センターを設計する。地域と大学、学生間、教員と学生など様々な交流の場所を都市的なスケール間の中で創造することを期待した。「交流」を通して大学が地域の中で果たすべき役割をどのように捉え、また建築空間や建築としてのありかたを問う課題である。

​作品

総評 上西 明 [非常勤講師]

厳しい状況下のなかで、課題をまとめていくのは大変であったと思われる。地上レベルと上階のつなぎ方(階段、EV、吹抜け)の考察が足りない案が多かったのが残念である。また、500 ㎜程度の段差やスキップフロアが、案の大事な要素として前面に出てくるような案は、昨年度はなかった。福間君や西岡君の案は、そのような要素を入れなくても十分に成り立つ案と見ていた。そのような要素を使うならば、十分使い方を研究したうえでスタディして使ってほしいものである。