建築設計製図

​授業概要

この授業では建築設計製図Ⅰに引き続き、建築製図の基本を身につけると共に、小規模な建築物のデザインを通して建築設計の基礎を学ぶことを目的としている。2019 年度は第1課題として木造住宅の図面コピー、第2課題ではキリスト教礼拝堂の設計を行った。図面は全てA3 サイズのケント紙に、鉛筆で手描きとしている。図面の他にもパースを描いたり、模型を作ったりなどして、建築空間の様々な表現方法を学ぶ。

​課題説明

第 1 課題 木造住宅の図面コピー

今年度は「最小限住居」(増沢洵自邸、1952 年)を対象として、基本図面のコピーを行った。始めにアクソメ図を描いて全体像を把握した後、手本を見ながら平面、断面、立面図を描く。

第 2 課題 野島公園のチャペル

野島公園内の緑地を想定敷地として、本学と同じくプロテスタント、バプテスト派の礼拝堂を設計した。延床面積100 ㎡程度、30 席、構造は自由、浸礼用の洗礼槽を設けることが条件である。

​作品

​授業の総評

第1課題 木造住宅の図面コピー

製図と平行して住宅作品のレポート課題を毎週提出しました。グループ毎に講評会を行い、事例研究の進め方を身につけます。さらに配付された図面を元に1/50で軸組模型をつくり、建物の構成を立体的に把握します。

第2課題 野島公園のチャペル 

始めに大学礼拝堂を見学し、学院宗教センターの瀬沼さんからチャペルに関するお話をいただきました。今回の課題を考えるために、大いに参考となりました。植松駿君は放射状の通路を組み合わせた半屋外のチャペル、栗原将希君は丘の下を掘り込んだ地下礼拝堂、佐藤香絵さんはリボン状の構造体がつくる建物と広場、市川李さんは漏斗状の柱廊が雨水をキャッチする空間を提案してくれました。最後に、第1,第2課題を一冊のポートフォリオにまとめて提出しました。