​卒業設計

​SUPER WORKET PLACE

酒谷研究室 関 拓海

スーパーマーケットと働く場を複合した建築の提案である。働き方が変化している社会の中で日常生活のライフラインとしてあり続けるスーパーマーケットの可能性を探った。

​総評 酒谷粋将

関君の作品は、首都圏の郊外エリアにおけるスーパーマーケットとワークプレイスの複合施設の提案である。昨今のコロナウィルスの感染拡大の影響で、人々の暮らしは大きく変化し、郊外のエリアに住まう人々が気軽に都心部へと移動することは憚られるようになってしまった。そんな中でも我々の日常の暮らしを支えるスーパーマーケットは変わらず営業を続けており、人々の生活におけるその重要性は相対的に高まっているのではないか、つまりスーパーマーケットにおける経験の質の向上がダイレクトに我々の暮らしの質に影響するのではないか、というのが関君の卒業設計への取り組みの基礎となる最も重要な仮説であった。ここにワークプレイスというそれ自体も今変化が求められる職の空間を複合することで、職と住の新しい距離感を示した意欲的な提案となったように思う。